吉見裁判高裁判決言い渡しのご案内
■吉見裁判高裁判決言い渡し
吉見裁判の高裁判決が来たる12月15日(木)に言い渡されます。多くの方の傍聴、ご支援をお願いいたします。
日 時:2016年12月15日(木)午後3時~(午後2時15分集合)
場 所:東京高等裁判所101号法廷
東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅A1出口より徒歩1分
有楽町線「桜田門」駅5番出口より徒歩3分
*傍聴券抽選実施予定。午後2時15分集合。
■報告集会のお知らせ
日 時:2016年12月15日(木)午後6時30分~(午後6時開場)
場 所:中央大学駿河台記念館281教室
JR中央・総武線「御茶ノ水駅」徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩6分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分
(千代田区神田駿河台3-11-5)
講 演:
判決の報告 弁護団・吉見義明氏
特別講演 香山リカ氏(精神科医・立教大学現代心理学部教授)
参加費:500円
吉見裁判高裁第1回口頭弁論のご案内
東京地裁は2016年1月20日、吉見義明さんの請求を棄却する不当な判決を出しました。裁判所は被告・桜内文城衆議院議員(当時)の発言が、吉見さんに対する名誉毀損に該当するとしながらも、違法性はなく被告は免責されるという、全く不可解な判断を行ったのです。
判決文は、こちら
まことに意外な結果で怒りを禁じ得ませんが、吉見さんは怯むことなく1月27日付で控訴なさいました。私たちは引き続き吉見さんを支持しつつ、高裁での審理の行方を注視していきたいと思います。
仕切り直しの控訴審第1回口頭弁論が下記のように開かれます。多数の応援の傍聴をお願いいたします。
■高裁第1回口頭弁論
日 時:2016年5月31日(火)午後3時~
場 所:東京高等裁判所101号法廷
*傍聴券抽選実施予定。14時15分集合。
■報告集会のお知らせ
日 時:2016年5月31日(火)口頭弁論終了後、移動して開始
場 所:衆議院第一議員会館1階大会議室
東京メトロ丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅1番出口より徒歩3分
参加費:500円
*抽選に外れた方は、集会会場にて15時過ぎから待機していただけます。
吉見裁判 地裁判決言い渡し&報告集会のお知らせ
裁判所に公正な判決を求める国際署名を展開中です。第二次集約は2016年1月5日です。まだお済みでない方は、ご協力よろしくお願いいたします。
2013年7月に提訴した吉見裁判は、いよいよ判決言い渡しを迎えます!
一人でも多くの方のご参加をお願いいたします‼
■ 判決言い渡し
日 時:2016年1月20日(水)午後3時30分〜
場 所:東京地方裁判所
*傍聴券抽選実施予定。14時15分集合。
■ 報告集会
日 時:2016年1月20日(水)
会 場:中央大学駿河台記念館281教室(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
JR中央・総武線「御茶ノ水駅」徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩6分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分
参加費:500円
裁判所に公正な判決を求める国際署名にご協力ください
「吉見裁判」は来年1月20日に判決が出る予定ですが、裁判所に公正な判決を求める国際署名がはじまりました。(以前このサイトでよびかけた「研究者の声明」賛同署名とは別の署名です。)ハングル版、英語版趣意書も現在、準備中とのことです。
以下、吉見裁判の支援ネットワーク「YOSHIMI裁判いっしょにアクション」のサイトから転載します。ご協力よろしくお願いいたします。
裁判所に公正な判決を求める国際署名
裁判所に公正な判決を求める署名にご協力ください。
中央大学の吉見義明さんが、日本維新の会(当時)の桜内文城衆議院議員(当時)を名誉毀損で訴えた裁判が、2016年1月20日、ついに判決を迎えようとしています。
吉見さんは、日本軍「慰安婦」問題の第一人者として、日本のみならず、世界的に信頼されている研究者です。そのような人の著書を「ねつ造」と、外国特派員協会の記者会見の場で発言した桜内氏は、著しく吉見さんの名誉を傷つけたにもかかわらず、発言を撤回するどころか、法廷でもさらなる名誉毀損ととれる発言を繰り返しました。さらに、被告側は、「慰安婦=性奴隷説はねつ造」であり、吉見さんが著書のなかで「慰安婦は性奴隷であると断定している部分はねつ造である」とも主張し始めました。
日本軍「慰安婦」は性奴隷制度ではなかったとする主張は、日本の国家・軍隊が過去におこなった支配や暴力、その歴史から目を背けるもので、被害者をさらに傷つけるものです。
この裁判で勝訴を勝ち取ることができなければ、吉見さんの名誉回復ができないだけでなく、被告側の主張により再び傷つけられた被害女性たちの名誉も回復することができません。
どうぞ、裁判所に公正な、そして歴史と世界に恥じない判決を出すよう求める国際署名にご協力ください。
*こちらから署名できます。
http://www.yoisshon.net/2015/12/blog-post.html
第一次集約 2015年12月20日
第二次集約 2016年1月5日
裁判所に公正な判決を求める国際署名
東京地方裁判所 民事第33部 合議1E係 御中
中央大学の吉見義明さんが日本維新の会(当時)の桜内文城衆議院議員(当時)を名誉毀損で訴えた裁判(平成25年(ワ)第19679号損害賠償等請求事件)が、2016年1月20日に判決を迎えるに当たり、私たち日本の市民、そして世界の市民は、裁判所が公正かつ正義の判決をだされますよう切に訴えます。
原告吉見義明さんは、丹念な資料調査と証言の聞き取り等により日本軍「慰安婦」問題の実態解明に誰よりも大きく貢献し、被害者に希望の光を与え、世界に日本の良心を示してきました。ところが被告はこの原告の著書を「捏造」であると発言し、さらに本法廷では、原告が「慰安婦は性奴隷であると断定している部分は捏造である」とも述べています。
研究者の研究業績を捏造であると公言し、さらにその業績の結論とも言うべき命題を捏造であると指摘する行為は、研究者に対する重大な名誉毀損であるだけでなく、研究者の社会的存在そのものを否定する暴挙です。
「慰安婦」問題の研究者として国際的にも高名な原告の、まさにその業績を「捏造」と断定した被告について、日本の司法がどのような判断を下すか、世界中の市民も注目しています。
裁判所におかれましては、歴史と世界に恥じない判決を出されますよう心から要望いたします。
*こちらから署名できます。
http://www.yoisshon.net/2015/12/blog-post.html
ご報告とお礼
「吉見義明教授の裁判闘争を支持し、「慰安婦」問題の根本的解決を求める研究者の声明」第2次募集は2015年9月20日20時をもって終了しました。第2次募集は2015年3月22日に「呼びかけ文」をブログサイトに掲載し、また呼びかけ人および第1次募集時の賛同人に同趣旨の内容を電子メールで配信するなどの方法で、署名を呼びかけてまいりました。
その結果、183名の方の署名が集まりました。呼びかけ人22名、第1次募集賛同人(2013年11月2日~11月25日)843名と合わせて、計1,048名のご賛同をいただいたことになります。
署名簿はさる10月5日、結審の日に、吉田裕さんが呼びかけ人を代表して東京地裁に提出しました。判決は、2016年1月20日(水)午後3時半に言い渡されるとのことですので、ぜひご注目下さい。
この間のご協力に改めて厚くお礼申し上げます。判決まであとわずかとなりましたが、今後とも吉見裁判へのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。